どうも、ざわちゃんです。
今回はFE250をちょっとカスタムしましたので、そのお話です。
ステップを社外品に交換し、ハンドルポジションをいじりました。
いや~、梅雨だったこと、試走がすぐできなかったこともあり
作業開始からポジションがひと段落するまで3ヶ月以上掛かって
しまいました。(作業開始は5月半ば)
暇なら見ていって下さい。
経緯と理由
ちょっと不満がありまして、スタンディングで乗りずらいんです。
オフロード走行と言えばスタンディングが基本です。これは間違い
ないはずです。でも立つと乗りにくいんです。体が遅れるというか
振られるというか…腕に力入れないと体を支えられないんです。
慣れの問題?それも要因の1つだとは思いますが、本来は立った方が
ラクなぐらいじゃないとダメな気がするんです。実際、同行者の
スタンディングは自分よりカッ飛んでいても体に変な力みとかは
見られませんし。それで思ったわけです、ポジションが合ってないん
じゃないかと。たぶんですが、立った時にももとハンドルが近いんだと
思います。
ステップ交換
まずはステップ交換です。買ったのはこちら。
PRO MOTO BILLET FAST WAY Evo4です。
フレームに取付ける部分のカラーを前後入れ替えることでバック&ローか
スタンダード(フロント&ハイ)の2種類のポジションが選べます。
私はもちろんバック&ローです。これによりハンドルとももを離し
スタンディングをやり易くします。さらにバックステップ化はフロント
アップもしやすくなるようですので、一挙両得を狙います。
この商品、他にも調整機構が付いてまして…
フレームに当てるボルトの突出量をワッシャーで調整することで
ステップ面(前後方向で見た時)の角度を調整することが出来ます。
調整用に厚いワッシャーと薄いワッシャーが数枚ずつ同梱されてます。
感覚的に厚いワッシャー2枚で純正と同じぐらいの角度でした。
純正状態で見た目に結構逆ハの字なんですが、不満や違和感は
感じたことはありませんが、厚いワッシャー1枚と薄いワッシャー1枚で
若干水平気味にしました。
さらにもう一つ調整できることがありまして、写真にもありますが
滑り止めがイモネジでして、長さ違い(2mm違い)で2種類同梱
されています。私は試しに、真ん中長めで前後短めの疑似ラウンド
ステップにしてみました。
ちなみにこのステップは¥2万します。あと純正より重いです。
軽量なアルミタイプもありますが¥3万6千します。
(ステップに¥3万以上は出せないよ(T_T)…¥2万でも高いのに…)
作業上の注意
純正ステップを外す時に割りピンを外さねばなりませんが、きちんと
真っ直ぐに伸ばせないと抜けません。ニッパーで切ろうにも硬いです。
グラインダーで切ってしまうのが速いと思います。
それと、純正ステップを外す時に勢いよくバネが上に飛びますので
注意して下さい。私は前髪をかすめていきました。マジで一歩間違うと
危ないです。
ハンドルポジション変更
続きましてハンドルポジションです。下の写真をご覧下さい。
ハスク/KTMはハンドルポストが偏心しているのでこれの反転と
トップブリッジに穴が2つ開いているので4つのポジションが
選べます。今のポジションは前から3番目です。これを1番前に
してみました(移動量15mmぐらいかな)。お金もかからず作業も
簡単!(^^)!
どうだった?
試走に行ってみました。まずスタンディングですが、やり易くなり
ました。狙い通りももとハンドルが離れたことで体を支え易くなり
ました。単純に離れただけだと体が前傾してしまいますが、ステップ
はローにもなっているので、体が前傾しすぎるのをいい感じで
防いでくれています。それと疑似ラウンドステップにしたことで
前後への体重移動が素早くなりました。かかとがスッと落ちる
感じも気に入りました。ステップとハンドルの効果の割合は
半々って感じでしょうか。
ですがデメリットもありました。登りでハンドルに体を被せにくく
なってしまいましたし、フルステア時に外側の手が遠くなってしまい
ました。
得るものもありましたが失うものもありました。
得るもの+5で失うもの-5で±0って感じ。(体感どんぶり勘定)
再調整
ハンドルを一気に2段階も前にしたのがやり過ぎでした。1段戻して
(要は前から2番目)にして様子を見てみましょう。それとステップの
イモネジをもう2mm短いやつを買ってきまして全体に2mm低い
ラウンドステップにしてみました。
どうだった?(2回目)
再び試走に行きました。スタンディングは1回目の方が良かった
ものの、これでも悪くないと思います。
2mm短いステップのイモネジはポジション変化は感じませんでした。
滑りやすくなるかと思ったんですが、前後左右に足の置き場を微調整
しやすくむしろイイ感じです。ソールへの攻撃性も減り、ブーツも
長持ちするんじゃないでしょうか。
(時系列だとここで福島遠征です)
それとハンドル切った時、外側の手が遠いという感じも
しませんでした。
(時系列だとここで栃木ツーリングです)
ただ、坂道でハンドルに体を被せる動作は変更前の方が
良かったですね。悪くはないんです、どっちが良かった
かと言うと変更前って感じです。
ただ前から3番目にしちゃうとスタンディングが良くなった
効果が確実に減るんだよな…悩ましいですがこれでしばらく
様子を見ようと思います。
得るもの+6で失うもの-2で+4って感じ。(体感どんぶり勘定)
まとめ
乗りやすさを求めてステップ交換とハンドルポジションを
変更しました。
ヒルクライム(ハンドルに体を被せる動作)を除けばかなり
乗りやすくなりました。
この手のものは凝れば凝るほど、何かとトレードオフに
なりますね。バイクを自分に合わせるか、自分をバイクに
合わせるか。苦手分野を補うか、得意分野を伸ばすか。
両立は難しい。
自分の目指す走りもまだよく定まってませんし、変わって
いくものだと思うので都度調整すればいいかなって感じ。
ではまた。