どうも、ざわちゃんです。
タイトルの通り、タイヤ交換用井桁(いげた)を作ったので紹介します。
タイヤ交換 井桁 自作 で検索すると結構出てきますが、せっかく
自作したので。
以前は某有名バイクウェブサイトでも販売していたようですが¥6000
近くしたんですね。
これぐらいだったら根性出して自作しますよ!
ちなみにググらずに作ったら分解できないただの四角いヤツか、蝶つがい
を使った訳の分からないモノが出来上がっていたと思います。自分の頭では
この構造は思い浮かびませんでしたね。事前にググって良かった。
大きさ
いきなり完成品の登場です。
ジャーン
木の内側の正方形の一辺の長さが360mmです。角材1本の長さは600mmですが
内側に360mmx360mmの正方形が作れれば多少前後してOKです。
2X4材という規格の角材が安くて、大きさも程良く、すでに角が面取りされていて
オススメです。長さは8F(フィート)(=2438mm)のものがありますので、
上記の大きさの物を作ろうと思うとそれ一択になります。逆に言うと2438mmから
4本とらなければならない為、600mmになったという感じです。
ちなみに2X4材の断面の大きさは38mmX89mmです。
(比率は正確に2:4ではないんですね)
作り方
材料を買ったらカットしてもらいましょう。ある程度大きなホームセンターでは
カット等の加工をやって頂けます(有料ですが)。私は家からちょっと遠い
ですがジョイフル本田に行きました。栃木県民ならほどんどの人が知っていると
思われる大型ホームセンターです。で、カットは問題なくやって頂けました。
1カット¥50x4本で¥200です。がしかし、組み合わせる為の切り欠き加工は
やってもらえませんでした。
「クゥ~、これに期待してちょっと遠くまで来たのに」
何やら、板材はやるけど角材はやらないという謎ルールがありました。
(板材と角材の判別の基準がよく分かりませんが・・・)
仕方ないので自分で切り欠き加工を行いますが、ここで第2の謎ルール
「ノミは貸せない」が発動しました。 「何で~?⤵」
(あるんですよ、工作室のおじさん持ってきて使い方教えてくれましたから)
仕方なくもう使わないであろうノミを購入することに。3本セットで¥1080。
(バラでも売ってましたが高級品なのかセットより高いという・・・)
まずは切り欠くところに線を引きましょう。角材の厚み分の幅で高さの半分です。
高さの線は裏にも書いて下さい。ノコギリで高さの半分まで切りますといよいよ
ノミの出番です。写真の箇所の表裏にやや深めにノミを打ち込んで下さい。
この1回で切り取ろうとせず、先端から何回かに分けて切り取ります。面取りを
する様に斜めにノミを打ちます。これを両面で繰り返します。この時はノミの
平面側が切り取られる側です。最初にノミを深めに打ち込んでおくことで根本
までやる前にポロっと取れてくれます。切り取った面はやや凸凹してますので
ノミで粗めに整えたら最後にやすり掛けをして完成です。
これを2カ所x4本で8カ所行います。 割と疲れました。
これはまだ整えてない状態。
まとめ
タイヤ交換用井桁を自作しました。
掛かった費用は
角材 ¥635
カット代 ¥200
ノミ ¥1080
合計 ¥1915
ノミ代が悔やまれますが、それでも¥2000以内に納まりました。
作業時間は2時間30分ぐらいかな(休憩含む)。日曜大工が得意な人なら
サクッと作れてしまうでしょう。
ホームセンターの工作室ではノコギリ、金尺、トンカチ、紙ヤスリが
借りられ、作業台と万力があり非常に作業がはかどりました。
冒頭で「根性出して自作しますよ!」なんて言っておきながら、
他力機械本願で行ったら謎ルールのバチが当たってしまいましたが、この日は
雨で、家にこもるぐらいだったら工作室で汗を流すのも一興って感じ。
工作室には同志達がいたので孤独ではありませんでした。
使わない時は分解して小さく出来る(場所を取らないとは言っていない)、
手前みそですがまあまあ良いものが作れたんじゃないかと思います。
来月にはタイヤ交換でもしよっかな。
では、また。